磐梯朝日国立公園内の朝日連峰・月山山麓にある山形県西村山郡西川町。
この町を流れる清流・寒河江川が今、全国の釣りファンから注目されています。3年目を迎える「キャッチ&リリース区間」の設定が着実に実を結び、豊かな自然の中で、すばらしい魚たちに出会うことが出来ます。
フライフィッシング界の第一人者、田代法之氏からのメッセージ
日本の渓流や湖の多くでは、乱獲や河川改修などによって、天然ものと言われるネイティブのヤマメやイワナは存続の危機にあります。漁協の放流事業に依存し、それも多くが解禁直後に釣りきられ、持ち帰られてしまうという現実があります。
釣った魚を持ち帰らずに、川に戻す「キャッチ&リリース」がもっともっと日本に定着すれば、シーズンを通して魚に出会うことができ、フライフィッシングの世界も広がり、そしてマスたちの自然繁殖にも、大型の魚との出会いにもつながっていくはずです。
寒河江川のキャッチ&リリース区間は、今年で3年目を迎えます。その甲斐あって、確実に魚影が増え、大きな魚も増えてきています。
全国での先駆けとしてこのキャッチ&リリースのルール化を実現した寒河江川と地域の方々を応援しています。 |